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訪問看護師の鶴池です。
突然ですが皆さんはACPや人生会議といった言葉を聞いたことはありますか?
ACPとは、もしもの時のために備えて
これから自分が受ける治療やケアについての考えを家族や近しい人、医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有することで自分の意思決定を支援する手段です。
うーん、何だか難しそう。。私も初めはそう考えていました。
少しでも長くいきたい?
痛い思いはしたくない?
どんな治療なのか詳しく聞いて決めたい?
住み慣れた家がいい?
病院や施設で過ごす?
寝る時は部屋を真っ暗にしないで!
食べることが楽しみだから出来る限り食べさせて!など
皆さんそれぞれに自分の思いがあるはずです。
ACPでは一度決めたとしても、状況に応じて希望は変更しても構いません。繰り返し繰り返し話をして、自身の思いを大切な人と共有をしてください。
また、始める年齢に決まりはありません。
健康であっても、持病があっても取り組めます。
まずは自分が何を大切にしているのか、望んでいるのかを話すことから始めてみてください。
またそれをノートなどに記録しておくと、その時の状況や思いを振り返ることもできます。
私自身も先日エンディングノートというものを購入してみました。
もしもの時のための備えとして、是非ACPを活用してみてください